不動産CA

農地からの宅地造成:ブロック擁壁

境界のためのブロック擁壁(4段)。住宅地となるこの土地にブッロク擁壁を構築しました。向かって左手前側の土地は「田んぼ」ですので、近日中に水を入れて田植えの準備に入るようです。その前に境界の明示と水の浸入を防ぐために「壁」が必要となりました。

現況

❶住宅地となる土地。田んぼと共存できる環境にするためにブロック擁壁の構築が始まります。

丁張り

❷まずは丁張り。基礎造りの下準備です。隣地境界を越境しないように、ブロックが曲がらないように正確に寸法を出していきます。

溝掘り

❸目印に沿って掘り進めます。基礎は幅650mm、高さ200mm、ブロック4段積(800mm)にするので深さ約400mm掘っています。

型枠

❹基礎造り用の型枠が組まれています。通常は基礎の下に砕石を敷きますが、田からの水の浸入を少しでも防ぐために粘土状土地に直接コンクリートを打ちます。

配筋

❺型枠の次は鉄筋の配筋です。600mmの真砂土を盛る予定です。鉄筋の太さは立ち上がりを13mm、横筋10mmにしてガッチリガードします。いつも思いますが、職人さんの地道な作業には頭が下がります。

配筋完了

❻配筋完了。手前側にも型枠を組んだ後にコンクリートを流し込みます。

コンクリート流し

❼コンクリートを流し込み、幅650mmの基礎が姿を現しました。

コンクリート乾燥待ち

❽固まるのを待ち、型枠を外した後はブロック積み作業です。

ブロック積み

❾天候にも恵まれ、何事もなく乾燥しました。地道な作業が続きます。

ブロック積み2

❿基礎の上にブロックを4段積みます。残り1段です。職人さん、あと一息ですよ!

ブロック積み完了

⓫ブロック積み完了。基礎とブロック1段が埋め戻されていますが、基礎200mm、ブロック800mmの高さのブロック擁壁が完成です。

整地

⓬整地も終わり、工事完了です。真っ直ぐで綺麗なブッロク擁壁です。将来、盛り土により天板以外は見えなくなります。その日まで水をさえぎり、土を受け止め、しっかり土地を守ってくれそうです。

整地2

⓭別アングルです。土地上に住宅が建築される日が待ち遠しいです。