駐車場からの宅地造成：排水管 & フリューム管

❶宅地と用水路を隔てている歩道を掘削。排水管を埋設するスペースを確保します。この歩道、かなり厚いコンクリートでした。

❷ようやく掘削終了。まずは排水管を設置していきます。

❸水が自然に流れるように角度を調整して排水管の位置を決めます。その入口には宅地内から雨水を流す側溝があります。その側溝と排水管をドッキング。

❹すべての位置が決まりました。用水側も板でしっかり固定してコンクリート漏れを防ぎます。

❺コンクリートを流し込んで固定していきます。隙間や空洞ができないように作業を進めます。

❻直径300mmの排水管が埋設されました。これで用水路に雨水を排水できます。周りをコンクリートで覆っているので人が通ってもビクともしません。

❼歩道も復旧。これから設置する側溝やＬ型側溝とつなげれば宅地内から雨水が流れていきます。

❽道路から流れ落ちる雨水を受けるためのフリューム管を設置します。フリューム管の高さを設定しています。

❾基礎砕石は100mmの厚みで転圧をしています。フリューム管設置後の沈みや傾きを防ぎます。

❿転圧した基礎砕石上に幅250mmのフリューム管を設置。右側隙間は市道との境界です。きちんと境界を守っています。

⓫境界隙間にコンクリートを入れて固定します。これで境界が明確になるだけでなく、フリューム管もより安定します。

⓬フリューム管の設置完了。排水管同様、宅地を雨水から守ってくれる強い見方です。しっかりと機能することを期待しています。