進入路のための歩道切り下げ(インターロッキング仕上げ)施工です。分譲地を分筆したため進入路がなくなってしまいました。道路と宅地をさえぎっている「クスノキ」や「サツキ」を移植し、段差を極力なくして車でも進入できるようにしました。
❶大きな「クスノキ」と「サツキ」が道路と宅地をさえぎっています。移植先で無事に根を張るように願っています。枯れませんように…。
❷歩道のインターロッキングを剥がして車が出入りできる様に傾斜を付けます。また、歩道の下に水道管が配管されているため、同時に水道の引き込み工事も行います。
❸右側にある電柱とクスノキは残します。完成時には視界がパッと開けた明るい雰囲気の宅地になることを願っています。
❹インターロッキングを剥がします。丁寧にハケで泥をはらって再利用します。地道な作業が続きます。
❺植木職人がクスノキを撤去します。広がった枝葉を落として持ち運びがしやすいように整えます。
❻このサツキも枝を落としてスッキリとさせて移植します。一株一株、根を大切にして撤去します。
❼クスノキとサツキを撤去しました。植物が無くなったので少し寂しくなりましたが、視界が広がり、開放的な雰囲気になりました。
❽クスノキの根が地中で拡がっており、撤去するのにひと苦労。自然の力にはいつも驚かされます。既存のコンクリートやブロックを壊さない様に慎重に作業は進めます。
❾既存の歩道ブロックを撤去して新たなものを設置します。今回は一段下がりのものを使用し、できる限り間口を有効利用しました。間口は6m。右側は水道管を探しています。
❿車高の低い車でも地面に擦ることなく利用できるように極力段差をなくします。歩道ブロックを調整して設置しました。
⓫歩道とサツキの境界にもブロックを設置します。
⓬宅地内に水道メーターBOXを設置しました(左端の水色のもの)。水道管を引き込むために掘削したので埋め戻した所です。
⓭いよいよ下地造りも終盤。何度も傾斜の角度を調整しながらようやく決まりました。地盤を固めて作業終了です。
⓮作業も最終段階。インターロッキングを敷き詰めていきます。モルタルを敷き、インターロッキングがずれたり波打たない様に施工します。
⓯1個づつ、ハンマー片手に丁寧に敷いていきます。地道な作業ですが、この手間がきれいにインターロッキングを敷く秘訣のようです。
⓰角度調整もハンマーひとつで行います。緩やかな傾斜になるように調整しながら設置しています。
⓱端っこは1個づつカットして設置します。これが最後のピースになります。本当にお疲れ様でした。
⓲目地に砂を入れてインターロッキングを固定します。ここでもハンマーが役立ちます。ほうきで砂を目地に入れ、ハンマーでインターロッキングを叩いて振動させることで目地の奥に砂を入れるそうです。
⓳無事、完成しました。傾斜の角度もいい感じです。6mの間口なので車も安心して通れます。
⓴想像以上に開放感のある宅地になりました。土地の価値も上がったように見受けられます。
㉑視界が開けてスッキリしました。あとは土地を選ばれる方との出会いを楽しみに待ちたいと思います。