羽根付き小口径鋼管杭を打ち込みます。当土地の支持層の深さは8m~9m。6mと3mの2本をつなぎ合わせた9mの鋼管杭を合計24本打ち込みます。
❶この日も一日中雨が降ったりやんだり。びしょ濡れでも作業の手は止めません。このお仕事も雨天決行なんですね。
❷スウェーデン式サウンディング試験。想像以上に速い速度で落下していきます。結果は表層改良や柱状改良ではなく、鋼管杭の方が適している土地となりました。当地域では標準的な地盤とのこと。しっかりしている方とのことで安心しました。
❸鋼管杭を打ち込む箇所をマークしています。繰り返しになりますが、32坪の土地に24本の杭を打ちます。
❹6mの羽根付き小口径鋼管杭です。先端がネジのような形状で羽根が付いています。
❺6mの鋼管杭を立てると高さが際立ちます。ドライバーでネジを締めるように地中にねじ込んでいきます。
❻6mの鋼管杭を途中まで打ち込み、3mの鋼管杭を溶接して全長9mにします。
❼3mの鋼管杭を継ぎ足したところです。実際に9mを目の当たりにすると支持層までの深さが実感できます。
❽すべて打ち終えました。よく見ると杭の頭がデコボコしています。支持層が多少波打っているようですね。
❾鋼管杭を切り揃えます。住宅を建築するための基礎の底が直接接触するようにカットしていきます。
❿鋼管杭の中は空洞なので切断面にフタを付けます。
⓫鋼管杭と蓋を溶接しているところです。
⓬蓋を溶接しました。蓋の部分が基礎の底と接触します。
⓭鋼管杭の打ち込み作業終了。切り揃えられたのでスッキリしました。地中から住宅をしっかり抑えてくれる、まさに縁の下の力持ち。