不動産CA

駐車場からの宅地造成:ブロック擁壁

駐車場として活用していた土地を5区画の分譲地にします。南側、東側、北側の一部に全長87.5mのブッロク擁壁を構築しました。まずは境界をきちんと明示し、盛土の下地造りを行います。

工事前

❶中高一貫校の岡山県立津山中学校・高等学校や津山市役所の近隣に位置します。少し窪んだ土地なのできちんと仕上げます。

工事準備

❷近隣へ工事の挨拶を済ませました。業者さんも丁寧な方。気持ち良く一緒に造成工事ができます。

コンクリート剥がし

❸まずは南側の既存コンクリートを剥してブロック擁壁のための基礎造りをします。

東側コンクリート剥がし

❹東側隣地の側溝に沿ってコンクリートを剥します。側溝を壊さないように丁寧に作業を進めます。

床掘

❺コンクリート剥し後は床掘りに。基礎用の砕石を幅60mm、高さ150mmに敷いていきます。

南側型枠

❻砕石が敷けたらコンクリートを流す型枠を組みます。境界面が曲がっているので越境しないブロック積みがポイントになりそうです。基礎は幅400mm、高さ150mm。

東側型枠

❼東側の型枠です。南側と違い境界面はほぼ直線です。基礎の寸法は南側と同じです。

コンクリート流し

❽鉄筋入り基礎が完成間近です。鉄筋の太さは縦筋、横筋共に10mm。縦筋は400mmピッチなので丁度、ブロックを挟み込む間隔です。横筋は2本入っています。

基礎完成

❾型枠を外して東側基礎の完成です。越境しないようにコンクリートブロックを積むための墨付けも行いました。

ブロック積み

❿基礎の上にブロックを3段積みます。これから約400個のブロックを地道に積んでいきます。職人さん、ファイト!

ブロック積み完了

⓫ブロック積み完了。東側ブロック擁壁が完成。造成完成時にはこのブロックの上部まで土が盛られます。職人さん、お疲れ様でした。

南側ブロック擁壁

⓬南側のブロック擁壁です。隣地との境界も明確になりました。

北側ブロック擁壁

⓭北側のブロック擁壁です。通路と宅地を分ける大切な擁壁です。